X JAPANのYOSHIKIさんが主催したビジュアル系バンドのフェスVJSに行ってきました!
お目当ては「Psycho le Cému」というビジュアル系コスプレバンドでした。あさイチのメインステージということで、大舞台だし朝だし…たくさんプレッシャーがあったと思いますが、ステージはとても楽しかったです٩( ”ω” )و
サイコの感想は別記事で書いてます!
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今回は、ジャニオタ目線でヴィジュアル系とジャニーズの違いをVJSを通して比較していこうと思います。
仲間意識が強い!
ジャニーズとヴィジュアル系の共通点。
それは、各グループ同士、ファン同士の仲間意識の強さだと思います。
ヴィジュアル系とは音楽性の総称だと思いますが、その異種性から芽生える仲間意識みたいなものを、今回のフェスでは感じました。
まずフェスの名前。「VISUAL JAPAN SUMMIT」と銘打たれたことでわかるようにヴィジュアル系を一同に集めたフェスでした。
ジャニーズでいう「カウントダウンコンサート」のような感じです。
それが、3日間で1日13時間(実際は押して14時間)開催されたのだから驚きです。
ですが、行ってみてよかったなと思ったのは、若手から大御所までが網羅できること。知らないバンドでも待ち時間の間に耳に入るんです。そして、若手は持ち時間20分で、その時間内にいかに自分たちをアピールできるかが勝負です。若手なので、みんなが知っている曲もありません。
私はサイコ以外はルナシーとかX JAPANとか本当にメジャーどころしか知らなかったのですが、そんな私でも待ち時間の間に歌っていたバンドに興味を持ちました。
このHEROというバンドです。
曲はJ-POP寄りで、ヴィジュアル系初心者でも聞きやすく、何よりボーカルのJIN君のトークが面白かったんですw
「youtubeで【HERO】検索してください!木村拓哉さんがいっぱい出てきます!(笑)
僕たちを探すときは【HERO スペース V系】とかで検索すると出てきます!」とか
「バンドの名前は覚えなくてもいいです。ただ、僕の名前「JIN」だけは覚えて帰ってください!ツイッターやってます!!フォロワー増えろ!」とかww
必死さが伝わってきました(笑)
あと、ノリに関しても毎回説明をしてくれるので、乗りやすかったです。ここはヘドバン!とか言ってくれたんですよね。
こんなに歌もMCもバンドを知らなかったのか!とお昼御飯中に即検索しましたw
知らないバンドでも4曲程度聞けばそのバンドの方向性がわかりますし、各バンドはここぞとばかりに自信のある曲を持ってくることでしょう。
ジャニーズのカウコンではデビュー組がせいぜい持ち歌1曲披露する程度です。
個人的にはセクゾとかNEWSのライブに行くのは敷居が高いので、こういったフェスをやってもらえれば、各グループのオタに個性を売ることができるのではないかと思いました。
基本ジャニオタは頑張ってるグループは応援したくなる生き物だと思うので(笑)
こういう場ができるのってヴィジュアル系バンドたちが下を育てなければいけないという意識があるからだよなーと思いました。
YOSHIKIさんという崇拝する存在
これは、ジャニーズには同様の存在はいないな…と思いました。
ジャニーズもある意味宗教だなーとよく思いますが、YOSHIKIさんは比ではなかった。
すごかった。
YOSHIKIが出てくるだけでヒートアップする会場。
一糸乱れぬXジャンプ。
そして、YOSHIKIが倒れこむと泣き出すファン。
素直に、びっくりしました。そして、こんなに入れ込む対象がいるのがうらやましいと思いました。
私も潤くんがこんな感じだったら泣くかな?と考えましたが、たぶん無理だと思います。翔さんのトークで私の気分が悪くなったこともあるし。
幸か不幸かこういう存在が今のジャニーズには存在しませんが、いたら今でも深い沼がもっと深くなってしまっていたでしょう。
VIP席の存在
場所の説明が前日に変わり、実はすごくステージから遠いことが分かったVIP席ですが、当初通りの説明であれば、ステージ前方の席を確保、特製ディレクターチェア付きで1日6万円。
1日券が1.4万でしたので、約4倍ですがステージ前方席が確保されているならばと購入する人も多かったようです。
ジャニーズはどんなに大きなステージでもアリーナから天井席まで同額なので、どんな席になるかは運しかありません。
転売騒動があるたびに毎回思うのですが、VJSのようにVIP席を出してくれればこんなに問題が大きくならないと思います。
あっても転売ヤーの利益は減りますから。
いろいろ問題があるのは知っていますが、こういうところを見習ってほしいですよね。
ファンの連携
これはジャニオタのほうがあると思いました。
前のブログでも書きましたが、ジャニオタはどのグループにおいても協力的な人がおおいです。ひとえにファミクラの調教のおかげでもありますが、自担グループ以外の曲も見よう見まねで踊ってしまうのがジャニオタです。
しかし、V系は結構殺伐としておりました。
スタンディングということもあると思いますが、地蔵が他グループが目の前でパフォーマンスしても乗っていない人が多かったんです。
お客さんの興味を引くことができなかったそのバンドのせいというのも正論だと思いますが、なんか可哀想だなーと。小さい箱だと前のほうの場所の譲り合いがあるようですが、VJSは規模が大きすぎたのでそういうのもなかったんだと思います。
こういうのたくさんのグループが出る中で他のグループも盛り上げるのは普通だと思ってたんですが、ジャニオタ特有なんですかね?
総評
VJSは若手から大御所まで、さまざまなヴィジュアル系を見れ、顔を売るチャンスの場になっていたので、こういうフェスはジャニーズもマネするべし!
また、ここまでではなくても、席による金額差もつけてほしいと思いました。
ジャニオタが盛り上げるジャニオタのためのフェス。
開催されたできたらどれだけの人が集まるのか……昔の運動会のように長時間ジャニーズを見ていられる時間を作って欲しいものです。